食品を扱う現場でも使える結束バンド

コストがかからない上に優れた性能も持っていることから、結束バンドは食品を扱う場面でも用いられています。

しかし誤って混入してしまうと、結束バンドの破片と食品を区別することができず大変かもしれません。そうした事態を防いでくれるのが、食品を扱う場面での使用に適した専用の結束バンドです。複数のタイプが用意されており、防カビ抗菌タイプはカビが生えやすい湿気の多い場所での使用に適しています。また耐薬品性タイプは、殺菌剤や洗浄剤をかけられても劣化することがありません。

こうした薬品を使って洗浄することが多い場所で使うと良いでしょう。便利なのが、金属検出器に対応した製品です。食材を加工する場面では、出荷する商品に誤って金属の破片などが購入していないか金属検出器を使ってチェックします。ところが結束バンドの多くは、食品を扱っている現場であっても樹脂製のものが多く、検出器では見つけることができません。対応した製品であれば樹脂の中に微量の金属成分が含まれており、誤って中に混入してもすぐに見つけ出すことができます。

これらの結束バンドの良いところは、食品を扱う現場でも使用できるよう法令に従って作られていることです。衛生法にはもちろん違反していませんし、ダイオキシンを発生する恐れがある物質も含んでいません。各種毒性試験にも通過していますから、安全性が確保された製品として現場で使うことができるでしょう。一般的に市販されているものをそのまま使うのではなく、このように差別化された特別な製品を採用することは大いに価値があるはずです。

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