登録商標になっている結束バンドもある
平らで細長い形をしていて、片端に固定用の部分があるのが結束バンドです。
全体に均等な溝がいくつも彫られ、それが固定部分に食い込むことで、文字通り結束をすることができます。溝は一方通行になるように彫られているので、基本的に切り離さないと分解できないのが特徴です。その仕組みを共通としながら、結束バンドには複数の登録商標された製品があります。それぞれ別の会社から申請されている登録商標で、対応できる環境や導入されている技術など、厳密には異なる性能を持っています。
製造している会社として有名なのは、2つあるいは3つ程度です。しかし基本部分は同じなので、混同されることも少なくありません。取り扱っている中には、別の登録商標の名前でまとめて呼称する人もいます。また世の中にはメジャーな製品以外にも、数多くの結束バンドが流通しています。その性能はピンからキリまであるため、登録商標はひとつのステータスとして活用できます。
商標登録しているということはもちろんそれだけ性能に自信があり、メーカーの看板を背負っても問題はない製品だと捉えられます。つまりノーブランド品と比べると、信頼性が高いと考えられるでしょう。結束バンドが活躍できる場面は数多く、中には安全性にも影響することもあります。そんな時は登録商標を選択した方が良いかもしれません。会社ごとにこだわりを持って作られた性能を確認しておくと、最大限に活用できるはずです。