埋め込み式配線ダクトに備わっているセントラルライン

家電製品の電源ケーブルをスッキリと片付けるのに役立つ設備が配線ダクトです。

以前は事業所や学校・公共施設などのOA機器を数多く設置している場所でしか使用されていませんでしたが、昨今では一般家庭にも普及しています。これは家庭内でも多くの家電が備えられるようになったからであり、増えている電源ケーブルで室内の景観を乱さないようにするための設けられているといえます。配線ダクトには外付け式と埋め込み式の2種類の施工方法がありますが、埋め込み式の配線ダクトには「セントラルライン」というものが備わっているのが特徴です。「セントラルライン」とは建物内の主電源と直結した電気配線のことを指し、このラインと各家電の電源ケーブルをつなげば電力供給も可能にしてくれます。

埋め込み式のダクトの場合、収納する電源ケーブルもすべて天井や床下に収納する必要があります。この状態だとコンセントにケーブルを差し込むのが困難となりますが、配線ダクト本体内で電力供給hがおこなえれば使用する際の何ら問題は発生しません。「セントラルライン」の電源オン・オフの操作は、壁に備え付けられた制御パネルで1つずつおこなえます。パソコンの電源ケーブルを埋め込み式ダクトに備えている場合でも、使用しない時は制御パネルで電源オフにすれば良いという訳です。最大で2、400kwの電力供給が可能であり、空調機や照明器具も接続しても十分な電力を供給して配線も見えないようにできます。

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